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エンゲージリングの種類と選び方について

2019.3.29

2023.8.25

 

エンゲージリングの歴史と意味

婚約の証として男性から女性に贈られるリング。結婚のしるしにリングを贈る習慣は、中世ヨーロッパから広まったといわれています。宝石の中では、最も硬く白く輝くダイヤモンドが結婚の永続性と女性の純潔を象徴するものとして、ルネッサンスの頃から用いられてきました。

素材

宝石

日本ではダイヤモンドが主流ですが、ヨーロッパ王室などでは、美しい色味のサファイアやルビーなども人気です。

 

貴金属

日本ではエンゲージリングの約9割がプラチナ製。その理由は、宝石自体が放つ美しい色を邪魔しない白く控えめな色味、いつまでも輝きを保ち変色の心配もない永遠性、小さな爪でもしっかりと宝石を支える強靭さにあります。

素材

代表的な宝石のセッティング

プロングセッティング

「プロング(爪)で」宝石を支える伝統的な爪留めのセッティング。光を取り込み、宝石そのものを鮮やかに引き立てる。プロングの数は一般的に4つや6つなど。6つの爪は“ティファニーセッティング”とも呼ばれます。
エンゲージリングの王道であるソリテール(1粒。ソリティアと呼ばれることもある)のエンゲージリングに最もふさわしいセッティング方法です。

 

ベゼルセッティング

貴金属で宝石の周りを囲んだセッティング。カジュアルで、引っ掛かりが少ないので日常使いにも最適。プラチナの白い色とダイヤモンドが一体化し、より大きく見せます。

 

パヴェセッティング

フランス語で石畳を意味します。0.1カラット以下の“メレダイヤ”など、小さな石を一面に敷き詰めたデザイン。あらゆる角度から宝石が輝き華やかな印象になります。

代表的な宝石のセッティング

選び方

エンゲージリングを購入するとなると、まずブランドから決める方も多いのではないかと思います。ブランドの歴史や得意とするデザイン、またご本人やお相手の好みによってブランドを決めたら、次はデザイン選びです。

 

エンゲージリングのデザインについて

王道のソリテールリングのほか、センターダイヤに脇石を加えたフェミニンなデザインや、小さい石を敷き詰めた華やかなパヴェリングなど、デザインのタイプによってかなり印象が異なります

また、リング自体がシンプルな直線的なものか、流れのあるデザインかによってもイメージが変わります。

さらに結婚指輪とセットでつけることが多いのであれば、重ねづけしやすくデザインされたセットリングを、同じブランドで選ぶのもお勧めです。

相場

婚約指輪にかける費用は、「30~40万円」がもっとも多いと言われています(ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ)。予算に応じて、様々なバリエーションがあるので、心配な方は事前にインターネット等で下調べをしてから、気になるお店で販売員の方に相談してみると良いのではないでしょうか。

まとめ

エンゲージリングは一見同じように見えても、宝石の種類や大きさ、形、またリングのデザインやセッティング等によって無数のバリエーションがあります。センターの宝石と、それを支えるリングのデザインを選んで組み合わせるセミオーダーも人気で、自分だけの一生もののリングができあがります。

最近は結納の省略と共にエンゲージリングを購入しないカップルもいますが、女性にとって、本物の宝石を身につける最初の機会。ここで選んだ一生もののエンゲージリングは、生涯にわたって女性を輝かせてくれます。価格帯もデザインも豊富なので、ご自分たちにあった予算で、ぜひ最高のエンゲージリングを探してみてください。

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