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「セカンドピアス」とは?選び方や着け替えのタイミングまで徹底解説

2021.8.27

2024.12.12

ピアスを開けた際、穴を安定させるためのファーストピアスの次に身に着けるのがセカンドピアスです。
きれいなピアス穴が安定するまでサポートしてくれるセカンドピアスですが、好きなものを着けていいと言っても何を選んだらよいのか、いつ替えたら良いのかなど、悩むポイントも多いのではないでしょうか。

アレルギーや炎症を起こさずピアスを楽しむために、その選び方や着け替えのタイミングなど、セカンドピアスの基本をご紹介していきます。

  「セカンドピアス」とは?選び方や着け替えのタイミングまで徹底解説

セカンドピアスとは?

セカンドピアスとは、その名の通りファーストピアスの次に着けるピアスです。

 

ファーストピアスはピアッサーに付属していたり、医療用ピアスであったりと、ピアスホールを安定させるために着けるため、ピアスのデザインなどを楽しめるのはセカンドピアスからです。
しかし、セカンドピアスからなんでも好きなピアスを着けて良い……というわけではありません。

 

ホールが安定していたとしても、セカンドピアスにはまだデリケートなピアスホールを育てて完成させるという役割があります。
セカンドピアスをしっかりと選ぶことで、ピアスホールをより綺麗に安定させることができるでしょう。

セカンドピアスに切り替えるタイミング

ファーストピアスの装着期間は、一般的に6~8週くらいとされています。

 

しかし、ピアスホールが完成する期間はかなり個人差があるため、6~8週になったからといってすぐにセカンドピアスに替えるのではなく、必ず以下のことを確認してから着け替えるようにしましょう。

 

・ ピアスホールの周りにかゆみ、痛みはないか
・ 分泌物が出ていないか
・ ピアスをクルクルと回しても違和感がないか

 

ピアスホールに痛みがあったり分泌物が出ていたりする場合は、まだピアスホールがしっかり完成していない可能性が高いです。無理に切り替えず、ファーストピアスをそのまま装着して様子を見るようにしましょう。

セカンドピアス選びのポイント

それでは、セカンドピアスにはどのようなものを選べばよいのでしょうか。
セカンドピアス選びで抑えておきたいのが、次の3つのポイントです。

 

素材

ピアスは皮膚の粘膜に直接触れるもののため、素材選びは非常に重要です。
セカンドピアスは、ファーストピアス同様長く身に着けておくもののため、金属アレルギーなどにも気を配ったほうが良いでしょう。
できたばかりのピアスホールは薄い肌のため、より金属アレルギーになりやすくなっています。

金属アレルギーが出にくくおすすめな素材は、

 

・ プラチナ
・ ゴールド
・ サージカルステンレス
・ チタン

 

などですね。

また、これらの素材であっても加工のために他の金属を多く混ぜている場合があるため、純度の低いものには注意が必要です。

 

形状

何度も言うようにセカンドピアス装着時にはピアスホールはまだ完成していないため、髪や服に引っかけてしまうことのないようシンプルなデザインがおすすめです。
形状もまっすぐなポストをキャッチで固定できる、スタンダードな着脱が簡単なものが良いでしょう。

 

また、ピアスホールが完成していないままの状態でヘッドが小さすぎるものを着けると埋没してしまう恐れもありますので、その点も注意が必要です。

 

長さや太さ

万が一、皮膚がトラブルを起こし腫れてしまったときに備えて、皮膚を圧迫しないよう軸は長めのものを選びましょう。
ピアスは衛生的に試着したり返品したりすることができるようなものではないため、長いものを選んでおいた方が失敗もありません。

 

また、ゲージ(太さ)はファーストピアスと同じサイズのものを選びましょう。
ゲージサイズが大きくなると、ピアスホールに負担がかかります。

 

さらに、ピアスの重さも重要です。
大ぶりなピアスを着けてみたいと思う方もいるかもしれませんが、完成前のピアスホールで大きく重いものを着けてしまうと、ピアスホールが変形してしまったり、最悪裂けてしまうこともあり得ます。

 

セカンドピアスは、負担がかからない程度の大きさ・重さのものにしましょう。

セカンドピアスの注意点

セカンドピアスでは、ピアスそのもののデザインや素材だけでなく、着けている間のケアや着け方にも注意しなければなりません。
セカンドピアスで注意すべきポイントも合わせてご紹介していきます。

 

1ヶ月はつけっぱなしにする

まず、最低でも1ヶ月の間はつけっぱなしにするということです。
セカンドピアスはピアスホールを育て、安定させるために着けておくもののため、その時まではつけっぱなしにするのがおすすめです。

 

ピアスホールの完成までにかかる時間は、体質や開けた場所によっても異なりますので、もともと皮膚が敏感だったり、思うようにホールが完成していないという場合には、装着期間を長めにとる必要があるかもしれません。

 

セカンドピアスを辞められるサインとしては、1ヶ月以上経ち、セカンドピアスを外した時に痛みや出血がなければ問題ないでしょう。
一般的にはピアスホールが完全に完成するまでには半年と言われているため、セカンドピアスを外した後でもチェーンタイプなど、いきなり負担のあるデザインは避けるのが無難です。

 

着けるときも慎重に

ファーストピアスからセカンドピアスに着け替える際には、着け替えは慎重に行いましょう。

ファーストピアスを外した時に痛みがあった、着け替えの最中に痛みや出血が見られた……といった場合には、すぐに着け替えは中止してください。
ピアスホールが不安定な状態でセカンドピアスに無理やり着け替えてしまうと、着脱の時にホールを傷つけてしまったりと、さらにホールの完成が遅れてしまいます。

 

まずはファーストピアスの調子を整え、万全の状態で着け替えを行いましょう。

まとめ

ファーストピアスからセカンドピアスにやっと着け替えられる、とうれしく感じている方もいるかもしれませんが、本記事でご紹介したように、セカンドピアスはデザインだけでなく金属アレルギーを起こしやすい素材を避けたり、重さや長さなどを考慮したりと、慎重に選ぶ必要があります。
とくに肌が敏感な方などは、素材には十分注意した方が良いですね。

 

セカンドピアスには、プラチナがおすすめです。
プラチナは、アレルギーを起こしにくい貴金属の中でも純度の高いものが多く、安心して長く使うことができます。
ピアスホールの安定のためにはシンプルなデザインを選ぶべきだけれど物足りない……と思っている方も、プラチナのピアスなら、上品で純粋な輝きがぱっと顔周りを華やかにしてくれるでしょう。

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監修

PLATINUM

Preciousplatinum.jp編集室

プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルによる情報サイト。
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