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2021.9.13
2025.6.12
ネックレスを着けているときに、後ろにあるはずの留め具がいつの間にか前に来ていた…!なんて経験をしたことはありませんか?
せっかくオシャレのために着けているのに、留め具が前に来てしまっては、ちょっと格好悪いですよね。
何度直してもくるくる回ってしまうのは、一体なぜなのでしょうか。
この記事では、ネックレスが回ってしまう原因やおすすめの対処法をご紹介します。
ペンダントトップが上がってきてしまうというお悩みについてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ネックレスが回る原因は、主にトップと留め具の重さのバランスが悪いことや、体のゆがみ・首の形だとされています。
ネックレスが回ってしまう原因として、ペンダントトップと留め具の重さが関係しています。
ほとんどのネックレスは、ペンダントトップよりも、留め具の方が軽いでしょう。
トップと留め具が同じくらいの重さであれば回りにくいのですが、一方が極端に軽くなったり重くなったりしてしまうと、動いたときに重心がズレ、回りやすくなってしまうのです。
身に着ける人の体のゆがみも、ネックレスが回りやすくなってしまう原因のひとつだと言われています。
頬杖をつく、足を組む、片側の足にだけ重心をかけて立つといった癖は、体の歪みにつながってしまいます。こうなると、肩の高さが変わったり、体が傾いたりしてしまうので、ネックレスが回りやすくなるのです。
首が細い方はネックレスが重いと回りやすい、首が長い方はネックレスが短い場合に回りやすいなど、首の形とネックレスのバランスによっても回ってしまうことがあるようです。
また、前述した体のゆがみのひとつとして、首周りが歪んでしまっている場合にもネックレスが正しい位置にとどまりにくく、回りやすくなってしまうでしょう。
ネックレスが回るのを防ぎたいという場合には、次のような対策が効果的です。
● 固定式を選ぶ
● アジャスター付きのものを選ぶ
● ブレスレットを付ける
● 重ね着けの場合は留め具を互い違いに着ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ネックレスには、チェーンにペンダントトップを通した「可動式」と、チェーンにペンダントトップが固定された「固定式」の2種類があります。
可動式の場合はチェーンがくるくると回ることで留め具とペンダントトップが横並びになってしまうこともあるのですが、固定式であれば、留め具とペンダントトップの位置関係は変わりません。
また、固定式の場合、ペンダントトップに重量があれば、留め具が前に来ることはないでしょう。
これからお気に入りのネックレスを探したいと考えている方は、固定式かどうかを選ぶポイントのひとつとして注目してみるのも良いですね。
アジャスターというのは、ネックレスやブレスレットの長さを調整するためにも使うものです。
アジャスター付きのネックレスは、アジャスター部分で重さのバランスを取ることができ、そうでないものに比べて回りにくいとされています。
チェーンタイプのブレスレットやネックレスとセットのデザインのものであれば、それらをつなぎ合わせてロングタイプにして着用することで回りにくくなるという方法もあります。
これは、ネックレスを重ね着けする場合に出来る方法です。
重ね着けをする場合には、2本のネックレスの留め具が互い違いになるように留めると良いでしょう。
こうして留めると2本のネックレスが大きなひとつの輪のような形になり、それぞれが回ってしまう・ずれてしまうということが起きにくくなります。
ネックレスが回るのとは別に、ペンダントトップがどんどん上がってきてしまうという悩みもよく聞きます。
その原因は何なのでしょうか?
ネックレスが上がってしまう原因として考えられるのは、ペンダントトップの重さです。
ペンダントトップが軽すぎてしまうと、留め具に引っ張られるようにペンダント全体が上がってしまい、留め具の重さなどで上にずれたまま留まってしまうことがあります。
特に細身のチェーンなど、チェーン自体にも重さがない場合は上がってしまいやすいでしょう。
なで肩の人は肩が下がっていることから、ネックレスチェーンが下ではなく左右に流れてしまい、まるでチョーカーのように見えてしまうことがあります。
なで肩だから、ネックレスは似合わないかな…と思っている方もいるかもしれませんが、長さやデザインを変えることによって解消できることもあります。
ネックレスが回ってしまうのと同じように、ペンダントトップが上がってきてしまう場合も対策を行うことで改善できることがあります。
ペンダントトップが上がってきてしまう、ずれてしまうという場合には、以下のような方法がおすすめです。
まず、チェーンが長めのものを選択する、長めのチェーンに変えるという方法です。
長めのチェーンであれば前側に垂れるチェーンの重みが増すため、留め具に引っ張られて後ろに下がってしまうというのを防ぐことができるでしょう。
なで肩でチョーカーのように首が詰まって見えてしまう場合にも、長めのネックレスであれば多少下がっても首が詰まった感じには見えにくくなります。
トップが軽すぎるのは上がってしまう原因になるため、ある程度重みのあるペンダントトップを選ぶことでチェーンの動きを抑えられるでしょう。
お気に入りの重みのあるペンダントトップに交換したり、デザインを合わせてチャームを追加したりしてペンダントトップの重さを調整すると上がりにくくなる可能性があります。
また、中には洋服にチェーンが引っかかることで後ろにずれてしまうという方もいるでしょう。
そういった場合には、服の上からではなく素肌に着ける、特定の服を着た時にずれやすい場合などは相性を考えるといった対策も効果的です。
首元をより美しく見せるジュエリーとして、広く愛されるアイテムのひとつであるネックレス。美しく快適に身に着けたいネックレスですが、ご紹介したように気づくと回転してしまっている、ペンダントトップが上がってきてしまうというケースも。
ネックレスが回ってしまう原因には、ペンダントトップと留め具の重さのバランス、体の歪みなどがあります。
ネックレスを購入する際には、ネックレスの長さや素材だけでなく、ペンダントトップが固定式か可動式か、またアジャスターはついているかなどもチェックしながらお好みのものを購入すると良いのではないでしょうか。
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