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バングルとブレスレットの違いとは?歴史から種類まで解説

2019.8.29

2025.1.16

手首を飾るアクセサリーである、「バングル」や「ブレスレット」。
どちらも定番のアクセサリーとしてよく聞く言葉ですが、2つの明確な違いについてはご存じでしょうか?今回はその違いについて、それぞれの特徴や種類などとともに、詳しくご紹介していきます。

  バングルとブレスレットの違いとは?歴史から種類まで解説

ブレスレットとバングルの違いとは?

それでは早速、ブレスレットとバングルにはどのような違いがあるのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

ブレスレットとは

ブレスレットとは、腕や手首回りに着ける装身具全般のことを指します。
その名前も古くのフランス語で「腕」の意味を持つ「bras」と、「小さなもの」を意味する「et」を組み合わせたものを由来としているとされています。

 

手首に巻く装身具全般を指すため、貴金属や宝石をあしらったジュエリーだけでなく、ミサンガやリストバンドなども、広義ではブレスレットの一種とされていますね。
ジュエリーとしてのブレスレットを定義づけるものとしては、「留め金」があるものであるということがポイントになります。

 

バングルとは

対してバングルは、手首回りに着ける装身具で、形が変わらないものを指します。
前述したようにブレスレットは手首に着ける装身具すべてを指すものであるため、バングルもブレスレットという大きなくくりの中に含まれるでしょう。

 

バングルの名前の由来は、古代インドで使われていたサンスクリット語で「腕を飾る」という意味がある「Bangri」から来ているのではないかとも言われていますが、諸説あり、はっきりとは分かっていません。

 

足首に着ける「アンクレット」も

もうひとつ、ブレスレットと混同されることがあるのが、足首につけるアクセサリーである「アンクレット」です。
アンクレットもブレスレット同様さまざまな素材やデザインのものが存在し、ぱっと見ただけではブレスレットなのかアンクレットなのか見分けがつかないことも多いですね。

 

アンクレットは歩くときに邪魔にならないよう、シンプルなデザインのものが多いので、シンプルなブレスレットを求めている方は、調節可能なアンクレットをブレスレットとして使用するのもひとつの手です。

ブレスレットとバングルの歴史

ブレスレットの歴史は非常に古く、紀元前3000年以前の古代エジプトでは、すでに手首を飾る装飾品が存在したと言われています。
今のようなアクセサリーとしてではなく、動物の骨や牙、貝などを使った宗教的な意味合いのお守りのようなものとして親しまれており、日本でも縄文時代には貝輪と呼ばれる、貝殻をくりぬいて作られたバングルに近い装飾品が作られています。

 

中でも、バングルと深い歴史があるのがインドです。
古代インドでは手首に着けられるバングルは普遍性の象徴とされており、現代に発掘された女性の石像の多くにも、その腕にバングルが見られたと言われます。
また、既婚女性が着用したり、婚礼の儀式に着用したりと、時代や地域によっては伝統的なアイテムとしても知られていますね。

それぞれの種類

ブレスレットとバングルは、さらにいくつかの種類に分けることができます。

 

ブレスレットの種類

ブレスレットはその素材なども様々ですが、ジュエリーとしてのブレスレットの種類には、次のようなものが存在します。

 

・テニスブレスレット

小粒のダイヤモンドを隙間なく全周に施したブレスレットのことで、ダイヤモンドブレスレットとも呼ばれています。

 

・チャームブレスレット

ベースとなるブレスレットに小さな飾りがついたものをチャームブレスレットと言います。クロス、ハート、星などさまざまなチャームがあり、クロスであれば魔除けなどそれぞれに意味があるので、意味から選ぶのも良いかもしれません。

 

・エラスティックブレスレット

エラスティックには“伸縮自在な”といった意味があります。ゴムにビーズやパワーストーンなどを通したブレスレットをエラスティックブレスレットと言い、アクセサリーでもっとも一般的な形です。

 

バングルの種類

バングルは、その形状によって大きく次の2つに分けられます。

 

・オープン

「C型」とも言われるオープンバングルは、輪っかの一部に切れ目があり、隙間が空いているタイプを指します。
バングル、というとこの形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 
オープンバングルは、手首より少し下の細めの部分に横から切れ目を押し込み回転させるようにして装着します。
切れ目があるためつけ外しがしやすく、サイズも多少調整が利くでしょう。

 

・クローズ

クローズバングルは「O型」とも言われ、切れ目がないサークル状のバングルです。
指をすぼめて指先から手首に通すか、留め具を外して着用します。

 
切れ目がないため外れにくく安定感があるほか、手首を華奢に見せてくれるという魅力もありますね。

着ける手によって意味が異なる?

ブレスレットやバングルは、実は右と左、どちらの腕に着けるかによって意味が異なると言われるのはご存じでしょうか。

 

まず、右手は「エネルギーを放出する」と言われています。
そのため、自分の力を誰かに伝えたいとき、現実的に叶えたいことがあるときなどに良いとされています。
金運や仕事運を上げたい、成功のための積極性が欲しいという時には、右手に着けてみるとエネルギーが湧いてくるかもしれません。

 

対して左手は「エネルギーを吸収する」と言われており、少し落ち着きたい、精神的な問題を解決したいという時におすすめです。
自信や安心感を得て、リラックスしたいという時には、左手に着けることを意識してみましょう。

 

もちろん特にどちらに着けなければいけないという決まりはなく、ファッションとしてのバランスや着け心地を考えて、お好きな方に着けていただけます。
ですがこういった意味を知っておくと、その日の気分で新たな楽しみ方をすることができるでしょう。

バングルの選び方

バングルを購入する際には、オープンにするかクローズにするかという形状の種類だけでなく、その他にも注目すべきポイントがあります。
満足のいくバングル選びに重要なのは、次の2つです。

 

サイズ

まずはサイズです。
そのままはめることができる形状のため、あまり意識しないで購入している方も多いと思いますが、サイズが小さいと着用が難しかったり、大きければするりと落ちてしまったりと、サイズが合わないと不便があるでしょう。

 
バングルで理想的なサイズと言われているのは、開口部を含めた内周がピッタリではなく、手首のサイズよりも3〜4㎜大きいものとされています。
サイズで着用感も多少異なるため、試着してしっくりくるものを選ぶのも良いですね。

 
手首が華奢で落ちるのが心配な方は、安定したクローズバングルがおすすめです。

 

素材

バングルには、チタンやステンレス、シルバーやゴールドなどの貴金属はもちろん、レザーや木製、樹脂など、様々な素材があります。
素材によって見た目のイメージも大きく変わりますし、耐久性や着け心地にも影響するでしょう。
中には金属アレルギーなどで、アレルギーの出にくい素材を選ぶ必要がある方もいるでしょう。

 
金属アレルギーの方にも、長く使い続けられるバングルをお探しの方にもおすすめなのが、プラチナです。
プラチナはアレルギーを起こしにくい素材であるほか、化学的に安定した物質のため変色・変質しにくく、安心して長く愛用できます。
その上品で純粋な白色は、カジュアルからフォーマルまで様々なシーンで活躍するでしょう。

まとめ

ご紹介したように、バングルはブレスレットの種類のひとつであり、バングルには形状が変わらないといった特徴があります。
手首を飾るアクセサリーを楽しみながら、記事を参考にその日の気持ちや願いに合わせて右手や左手に身に着けてみてはいかがでしょうか。

 
長く身に着けたいお気に入りのアクセサリーは、日常生活の中で変質・変色する心配がなく、アレルギーも起こしにくいプラチナで。
澄んだ白色のきらめきが、手元をより美しく輝かせてくれるでしょう。

 
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監修

PLATINUM

Preciousplatinum.jp編集室

プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルによる情報サイト。
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