
目指したいのは、
柔軟だけど芯のある人
難易度の高い役からバラエティまでこなし、年々活躍の場を広げている小芝さん。高い演技力と繊細な表現力をもち、将来を嘱望される彼女が次の10年で目指す人物像とは?
「柔らかさとしっかりとした芯をあわせもった人。きちんと自分の考えをもちながら、そこに固執せず、周りの意見も柔軟に取り入れられる人でありたいです。以前出演したNHK連続テレビ小説の『あさが来た』のなかで、主人公のあささんのセリフに『柔らかい心が大事』という一節があったのがきっかけ。素敵な考え方だなと、以来ずっと柔らかな心のあり方を目指しています」
「年齢を重ねて経験を積んでいくと、“こうであるべき”とひとつの考え方や見方に凝り固まってしまいがちだと思いますが、何歳になっても柔軟にさまざまな人の声に耳を傾けるようにしたいですね。でも、決してそこに振り回されないように。自分と異なる意見を受け取ったうえで、どうするかを考えられる人になりたいです」