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結婚指輪の刻印にはどんな種類があるの?刻印例をご紹介

2022.2.8

2023.9.15

結婚指輪の内側に、ふたりの記念日や思いを刻む刻印。刻印にはどんな種類があり、どのような文字が選ばれているのでしょうか?
実例を知ることで、よりふたりらしい刻印に仕上がるヒントが見つかるはず。ここでは、刻印の基礎知識や刻印を入れる際のポイント、実際の刻印例もご紹介していきます。

  結婚指輪の刻印にはどんな種類があるの?刻印例をご紹介

刻印の基礎知識

まずは刻印の方法やフォントの種類について、基礎的な知識を見ていきましょう。

 

刻印の方法

刻印の方法には「レーザー」と「手打ち」の2種類があります。

「レーザー」は光の熱を照射することで、金属に文字を刻んでいく方法。細かくて小さな文字や複雑なマークも刻むことができるため、選べるフォントやデザインの幅が広いのが魅力です。レーザー刻印の中には、手描きの文字やイラストを刻印にできるサービスもあります。

「手打ち」は専用の型を結婚指輪の内側に押し当て、打ち付けていくことで文字を刻む方法です。職人が一つ一つ丁寧に刻む文字は、手作業ならではの味わい深さと温かみがあります。

 

フォントについて

刻印では入れる文字だけでなく、文字のフォントを選択することも可能です。

フォントのバリエーションはショップによって異なりますが、定番はシンプルなブロック体と、洗練された雰囲気が魅力の筆記体の2。そのほか、明朝体や手書き風など、多いところでは十数種類から選ぶこともできます。

                                         

あとからでも刻印は可能?

刻印は結婚指輪の購入と同時にオーダーするのが一般的ですが、刻印サービスがあるショップであれば購入後でも刻印は可能です。

ただし、購入時の特典として無料で刻印を行っているショップでは、購入後の刻印は有料になる場合も。あらかじめ費用の確認をしておきましょう。

刻印をする際のポイント

刻印をオーダーした場合には納期はどれくらいかかるのでしょうか?気になる費用相場や、文字数の制限について、刻印をする際に注意しておきたいポイントをご紹介します。

             

文字制限がある

購入した指輪の内側には品質を保証するための情報が刻まれていることから、刻印スペースが限られ、文字数には制限が設けられています。指輪のサイズやデザインによっても異なりますが、婚約指輪では68文字、結婚指輪は1520文字程度の上限が設けられていることがほとんど。スペースいっぱいに文字を入れられるというわけではないので注意しましょう。

 

刻印に掛かる費用

結婚指輪の購入と同時にオーダーすることで、刻印は無料になるショップが多いです。

購入後別にオーダーする場合の相場は、5,0001万円程度。マークや絵文字は別途料金が発生するという場合も多いので、希望のデザインが決まったら、購入前に見積もりを出してもらうと安心ですね。

 

刻印にかかる期間

刻印にかかる期間はショップにもよりますが、指輪の購入時のオーダーなら12か月程度、刻印のみのオーダーであれば2週間~1か月程度が目安です。ブライダルシーズンは特に込み合うことが予想されるため、余裕をもって依頼するのがおすすめです。

 

サイズのお直しをすることも考える

刻印のある指輪のサイズ直しは刻印部分を避けて行うため非常に難しく、特にすき間なく刻印を行った場合にはサイズ直しが出来なくなる可能性もあります。内側のスペースはお直しの可能性も考慮した上で余裕を持たせておくと安心です。

 

スペルミスや意味について

万が一刻印に間違いがあった場合には、内側を削ったり埋めたりすることで打ち直すことも可能です。しかし別途料金が発生するのはもちろん、さらに納期が伸びるため、オーダー前には間違いがないか念入りに確認しておきましょう。特に見慣れない外国語は要注意。単語の順番を間違うと全く別の意味になることも多いため、スペルミスや単語の並びに間違いがないかをしっかりと確認してくださいね。

入れる刻印のヒント

ここからは人気の刻印の組み合わせやおすすめの刻印例など、ふたりの刻印のヒントになるような実例をご紹介していきます。

                                                       

記念日の日付

刻印の定番のひとつは記念日の日付です。

婚姻届けを提出した入籍日を選ぶ人が多いですが特に決まりはありません。結婚式をした日、出会った日、プロポーズをした日など、ふたりが心に留めておきたい特別な記念日を選んでみてはいかがでしょうか?

 

※20221122日の表記例

【西暦】

2022.11.22

 

【元号】

R4.11.22

 

【アメリカ式】

Nov. 22, 2022

 

【イギリス式】

22 Nov. 2022

                                                       

名前

ふたりの名前も、定番の刻印のひとつになっています。

文字数が限られる婚約指輪はイニシャル、結婚指輪では入籍日+ふたりのイニシャルの組み合わせが特に人気です。相手から贈られたことを強調したいならお互いの名前を、お揃い感を大切にしたいならふたりの名前を繋げて入れるなど、結婚指輪に持たせたい意味で選ぶのもおすすめです。

 

S to Y(ショウからユウカへ)

Syou Yuka(ショウとユウカ)

From S(ショウから)

Dear Y(親愛なるユウカへ)

 

メッセージ

日付や名前以外なら愛のメッセージも人気です。

英語はもちろん、ラテン語やハワイ語など、ふたりの個性を表現できる外国語を選ぶ人も多く、最近ではストレートでより強い思いを感じられる日本語人気も高まっています。

文字数が気になる場合は、単語で区切ったメッセージをふたりで分けて刻むのも素敵です。

 

【英語】

Beloved(最愛の人)

Forever And Ever(永遠にいつまでも)

 

【フランス語】

Attache eternelle(永遠の絆)

Toujours ensemble.(いつもふたりで)

 

【ラテン語】

Utraque unum(ふたりでひとつ)

In saecula saeculorum(永遠に)

 

【ハワイ語】

Me Ke Aloha(愛を込めて)

Mahalo(感謝)

 

【日本語】

永遠

                                         

記号、マーク

文字以外にはハートや星、クローバーの記号から、動植物のモチーフ、和花や家紋など個性的なマークを揃えているショップもあります。

珍しいマークはふたりの個性を引き立ててくれるラッキーチャームに。好きな場所にプラスすることでより特別感が増しますね。

 

S Y   

☆Syo☆

With you♧

永遠∞

まとめ

結婚指輪の刻印について、種類や刻印例をご紹介しました。

刻印可能な文字数やデザインはショップやブランドによって大きく異なるため、下見の段階で刻印に関する情報を集めておくとオーダーもスムーズです。記事を参考に、ふたりならではの思いを込めた刻印を完成させてください。

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