9月・12月の誕生石ラピスラズリ。王族や画家に愛された石の魅力とは? | ジュエリー豆知識 | プラチナ・トピックス | プラチナ・ジュエリーの国際的情報サイト|Platinum Guild International
Platinum Guild International

プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関による情報サイト

9月・12月の誕生石ラピスラズリ。王族や画家に愛された石の魅力とは?

2023.5.8

2023.9.15

夜空や宇宙を彷彿とさせる深く美しい青色で、王族や有名な画家たちを魅了してきたラピスラズリ。そんなラピスラズリはどういった宝石で、どのような特徴があるのでしょうか?
古代エジプトからはじまったラピスラズリの歴史や主な産地、気になる石言葉などから、その魅力を紐解いていきます。

ラピスラズリの特徴

ラピスラズリの1番の特徴は、複数の鉱物が混ざり合ってできた宝石であることです。紫がかった深い青色部分は主成分のラズライトやアウィンで、そこに星のように煌めく金色のパイライト、白やグレーのカルサイトが混ざり合って、星空のような豊かな表情を見せています。

ラピスラズリの特徴

ラピスラズリの名前の意味

ラピスラズリの由来は、アラビア語で「天」や「空」を意味するlazward(ラザワルド)と、ラテン語で石を意味するLapis(ラピス)からきているといわれています。
和名では「瑠璃」と呼ばれる、仏教における七宝(しっぽう)のひとつです。その美しい青色から「至上の青」として神聖視されていました。

ラピスラズリは9月と12月の誕生石

アメリカや日本では12月の誕生石に制定されているラピスラズリですが、イギリスやオーストラリアでは9月の誕生石に制定されています。
どちらも間違いではないため、日本でも9月と12月、どちらの誕生石としても親しまれています

ラピスラズリの産地

ラピスラズリの主な産地はアフガニスタンです。中でも古代エジプト時代からの一大産地とされ、今も高品質な石が採れるサリ・サング鉱山が有名で、他にはチリ、イタリア、アルゼンチン、ロシアでも採掘されています。
アフガニスタン産よりも明るい色が特徴のチリ産のラピスラズリは、金色に輝くパイライトを多く含むことから石好きの人から人気があります。

ラピスラズリの歴史

ラピスラズリの歴史は紀元前3100年頃から。古代エジプトの遺物からは、繁栄のお守りとされていた聖甲虫(スカラベ)やペンダントなど、すでに装飾品として加工されたラピスラズリが多く見つかっており、ツタンカーメン王のマスクに使われていたことでも有名です。
また、ラピスラズリを砕いたものは古くから顔料としても使用されていた歴史があります。古代エジプトではクレオパトラのアイシャドーとして、17世紀のヨーロッパでは絵画の着色用として「ウルトラマリン」という名称で親しまれてきました。

 

限られた産地でしか産出されない希少なラピスラズリから作られるウルトラマリンは、当時は金よりも高価といわれていたほど。
その鮮やかな青色でフェルメールをはじめとした多くの画家を虜にしました。
有名な「真珠の耳飾りの少女」のターバンにも使われていることから、ウルトラマリンは別名フェルメール・ブルーとも呼ばれています。

ラピスラズリの石言葉

ラピスラズリの石言葉は「真実」と「幸運」。古代より神が住まうとされている夜空に似ていることから、邪悪なものから守り、幸運を運んでくれる石として信じられてきました。
また、中世の専門書に「石を持って瞑想するとすばらしい黙考にふけることができる」と記されていたことや、古代アリッシアでは憂鬱な気分を払う薬として使用されていたことから、持っていることで心の平穏をもたらしてくれるともいわれています。

 

ラピスラズリは怖い石?

パワーストーンとしてのラピスラズリには、真実を明らかにして、自分自身との対峙を促すパワーがあるといわれています。
ラピスラズリがしばしば「怖い石」と言われるのはそのため。目をそむけたくなるような現実に立ち向かうことも、自己実現に必要なプロセスのひとつです。
試練を与えてくれるだけでなく、結果的にあなたが願う場所へと最速で到達できるようサポートをしてくれることでしょう。

ラピスラズリとプラチナ

エキゾチックな印象を与えるゴールド×ラピスラズリとの組み合わせも素敵ですが、ラピスラズリと相性が良いのはプラチナとの組み合わせです。
鮮やかな青と、ひとつひとつが異なるラピスラズリの表情の美しさを最大限に引き出してくれるのは、控えめな輝きと純粋な白色を持つプラチナだけ
凛とした輝きを放つプラチナの白と高貴な青の組み合わせは、身に着けたときに知的で洗練された印象を与えてくれます。

ラピスラズリのお手入れ方法

ダイヤモンドを10とするモース硬度ではラピスラズリは5~6と、比較的傷つきやすい宝石です。
外したら柔らかい布でやさしく皮脂やホコリを拭き取り、他の宝石と一緒にせず、単独で保管しておきましょう。汚れやくもりが目立ってきたら、ぬるま湯に中性洗剤を少量溶かした中に入れ、やわらかいブラシなどで洗います。
水分が残っていると石が劣化する恐れがあるため、やわらかい布で水けをよく拭き取り、しっかりと乾燥させてからジュエリーボックスに保管してください。

まとめ

吸い込まれそうな美しい青色で持つ者の心に平穏をもたらしてくれるラピスラズリ。ストレスを感じた時や困難に直面したときには、素晴らしい助けになってくれるはずです。この機会にぜひ、日々のジュエリーにラピスラズリを取り入れてみてはいかがでしょうか?

最近更新された記事

PAGE TOP